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生まれた目的を達成する働き方3ステップ

『人生の棚卸し』がすごいのは、自分の価値や強みを知るだけではなく、1つの経験を価値化したら、生まれた目的を1つクリアされ、ステージが変わるという事実です。

『人生の棚卸し』

起業家はよく『自分自信』が商品だと言われます。それはその人の実力以外に、人柄や人間味が人を惹きつけるだけでなく、人生から得た自分なりの哲学を語るからに外なりません。しかし残念ながら我々は、たくさんの経験をその時々で言語化することがなく、苦楽ともども感情に流され、経験の本当の意味に気づくことがありません。

 

人生には正常な軌道と不本意な脇道があり、我々はそのどちらをも行ったり来たりします。軌道上には好運の風が吹き、成長に欠かすことができない試練が待ち受けます。一方、後者は意味のない苦労を強いられ、堂々巡りの暗いトンネルを行くかのようです。

 

ただ、どちらの道で起こったことでも経験には意味があり、定義付ければ価値に変わります。あなたの大きな苦労は大きな価値に変わり、似たような苦労の途上にいる人を救うことができるようになります。これが起業家の真骨頂です。

 

そして人生の棚卸しがすごいのは、自分の価値や強みを知るだけではなく、1つの経験を価値化したら、生まれた目的を1つクリアしたことになるのでステージが変わるという事実です。出会う人が変わり、新しい機会が訪れ、異なるステージが現れます。つまり人生のターニングポイントを意図して作り出すことができるのです。

 

実は我々には、あなたの潜在能力や人生の軌道を知るツールがあり、あなたにお伝えすることができます。それは難しい話ではないのですが、それを過去にお伝えした人で、人生を好転させた人はごく稀でした。それがなぜなのか、長いこと理解できませんでした。そして何十人にもお伝えして分かったことは、ツールで自分のスペックを知っただけでは強みも魅力も使命も実践装備できないということです。

 

自分に備わった強みを使いこなすことができない。それがなぜかというと、自分は「これ」なんだって当事者意識が持てないからです。だからツールを使う前に、『人生の棚卸し』をする必要があるのです。その上でツールで答え合わせをすると、自分の潜在スキルが腑に落ち、使えるようになるのです。

 

それにしても経験というのは、過去の事実のことだけではなく、感情がセットになっています。とくに『苦労』はその塊のようなものです。それはエネルギーだから、無視したって忘れたつもりになったって、その後の人生に確実に影響を与えます。だからどこかで、蓋をしてきた『苦の種』に落とし前をつけなければ人生は好転しないのです。

『人生の棚卸し』は起業家に限らず、誰にとっても必須の、人生の経験を価値に変え『命を使いこなす』ために必要な“事業”ということが言えるのです。

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